
日頃からテレビなどでもよく取り上げられる尿酸値。
痛風が出たらどうしようと気にしている方も多いのではないでしょうか。
尿酸値を抑えるには、適度な運動をしたり、過度の飲酒を控えたり、
気を付けなければいけないことがたくさんあります。
特に食生活の乱れは、尿酸値にダイレクトに影響を与えます。
そこで、尿酸値が気になる方におすすめの食品がバナナです。
今回は、バナナがなぜ尿酸値対策に効果的なのかを解説していきます。
前回のコラムの大正製薬 尿酸値が高めの方のタブレットを
まだチェックされていない方は合わせて、そちらのコラムも
ご覧になってくださいね。
目次
<バナナの健康効果の特徴とは?>
バナナは日本人が1番食べている果物と言われていて、
1人あたり1年間で約6キロ(約30本分)消費しています。
そんなバナナは、健康によい栄養素をたっぷり含んでいて、
様々な健康効果をもたらします。
・尿酸値
バナナは、ポリフェノールという尿酸を排泄する成分を多く含みます。
そのためバナナを摂取することで、尿酸値が上がるのを防ぐことができます。
ただ、バナナには糖分も多く含まれているので食べ過ぎには気をつけましょう。
1日1本を目安に摂取するのが良いとされています。
・血圧
バナナには、カリウムという成分も豊富に含まれています。
このカリウムには、血液をサラサラにしてくれる効果があるので、
血圧を下げ脳梗塞などのリスクを低減してくれます。
<バナナの皮には実は栄養がたっぷり>
バナナの皮には先ほど紹介したポリフェノール、
カリウムの他にも体に良い栄養が豊富に含まれています。
バナナの皮に含まれる栄養素
・ポリフェノール
・カリウム
・食物繊維
・オリゴ糖
・トリプトファン
このようにたくさんの栄養が含まれていますが、
今現在、日本で流通しているバナナのほとんどは
皮ごと食べることができません。
今日本で出回っているバナナはほとんどが海外産だからです。
海外産のバナナは皮が厚く食べることができませんが、
とても希少な国産のバナナであれば皮ごと食べることができるそうです。
なぜなら、国産のバナナは、非常に皮が薄くさらに
無農薬で作られているからです。
尿酸値が気になる方は、栄養満点のバナナの皮まで
食べられる国産のバナナがおすすめです。
<バナナの黒い斑点の正体は?>
バナナをしばらく放置しておくと、黒い斑点が出てきますよね?
なんだか悪くなっていそうな見た目ですが、
実は栄養満点の証だったんです!
バナナの黒い斑点は、「シュガースポット」といい、
その正体はポリフェノール。尿酸を体外へ
排泄してくれるポリフェノールが普段の2倍にアップしている状態です。
黒い斑点が出たバナナは、見た目によらず、
積極的に食べたい栄養たっぷりの果物です。
<バナナの保存方法>
シュガースポットの出たバナナは、そのまま放置しておくとすぐに傷んでしまいます。
そこで、おすすめの保存方法が、冷凍保存。
バナナを皮ごと食べやすい大きさにカットして、
冷凍庫に入れるだけ。それだけでポリフェノールが
倍増したバナナを約1ヶ月保存しておくことができるのです。
バナナの保存方法に困っていたという方は
ぜひやってみてください。
<まとめになります。>
日本人が1番食べている果物、バナナ。バナナは、
ポリフェノールを豊富に含み、
尿酸値を下げる効果があります。
積極的に普段の食事に取り入れていきましょう。