喫煙習慣と肥満の関係性について。糖尿病、メタボに気をつける

喫煙習慣と肥満の関係性は、糖代謝や、骨代謝に影響し、

肥満に影響を与えることが知られています。

喫煙習慣と血糖値の影響も知られています。

しかし禁煙をすると肥満になると敬遠する人もいるでしょう。

喫煙習慣と肥満の関係について調べていきます。

前回のコラムのパーソナルジムRat新宿南口店をご覧になって

いない方は合わせてチェックをされてくださいね。

<喫煙習慣と肥満の関係性>

喫煙者は、喫煙本数が多くなるにつれて、

男女とも肥満が増加し、女性では男性よりも2倍以上の肥満になることが知られています。

このことから、厚生省では「痩せるために喫煙する、

タバコを止めたら太るという説には根拠はなく、

逆に喫煙者は健康意識が低く、栄養過多、

運動不足で太る人が多いとしています。

<喫煙習慣と糖尿病>

喫煙をすると、体内に吸収されるニコチンがインスリン分泌に影響することが知られています。

糖尿病患者がインスリン注射をしていることはご存じだと思います。

インスリン依存型糖尿病患者で喫煙する例では、喫煙しない例の2~3倍、
非喫煙の健常者の3~10倍の高い疾病率があります。

糖尿病の方に喫煙習慣があるとハイリスクであるといえます。

<メタボリックシンドローム(メタボ)が原因?!>

メタボとは内臓脂肪の蓄積によって、高血糖、高血圧、脂質異常をもたらし、
それが連鎖している状態です。

喫煙習慣は動脈硬化を引き起こす原因として知られています。

喫煙は脂肪を分解する酵素を低下させ、、脂質異常症という病気にもなります。

メタボの発症リスクは非喫煙者に比べて20~30本/日の

喫煙者で1.45倍、31本/日以上で1.6倍も高くなるといわれています。

<禁煙したら逆に太る原因と対策>

ニチコンによるエネルギー消費作用がなくなり、

食欲が増加し、甘いお菓子や飴など食べる頻度が増えるためです。
対策としては、規則正しい生活をし、腹八分でゆっくりよく噛んで食べ、

油の多い料理やアルコールを控えるとよいでしょう。

<親が喫煙者だと子供の肥満率が高い>

乳児期に受動喫煙があった子供は、

成長後に肥満になる確率が高いことが2017年3月の厚生労働省の調査で分かっています

受動喫煙が生後6か月時点であった13歳男児の肥満率はそうでない場合と3ポイント高く

女児は2%高かった。

肥満と子供の受動喫煙の関係性があることがわかります。

<喫煙習慣のある人の傾向と肥満の関係>

すべての喫煙者が当てはまるわけではありませんが、低所得者は、

喫煙率が高い傾向があり、

喫煙者は栄養バランスに偏りがみられるという調査もあります。

<まとめになります>

喫煙習慣と肥満の関係は大変ハイリスクであることを

お伝えしましたがいかがでしたでしょうか?

喫煙習慣は肥満だけでなく、糖尿病やメタボリックシンドロームにも影響します。

さらには子供の受動喫煙で子供まで肥満になる傾向も高くなります。

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